Campagnolo GRAN SPORTペダルのメンテ、クリーニング Bianchi Bergamo
category:road_bike
Campagnolo GRAN SPORTペダル
先日手に入れた80年代式のカンパ GRAN SPORTペダル、右のペダルから周期的にカタッ、カタッと何かが突き当る感覚と異音が出ていたので、全バラしメンテ、クリーニングしてみます。
端のペダルキャップを外す
最初にシャフトの逆側の端にあるペダルキャップから外していきます。
ペダルキャップは樹脂製で強い力を与えると潰れてしまいそうです、、プランナーを使って軽い力で反時計回りでゆるめていきます。
ペダルキャップを外すとボルトで固定されたシャフトの先がお目見え。
元の色なのか、長い期間の間に変色しているのかわかりませんが、たっぷりの硬めのグリスに埋もれています。
シャフトを固定しているボルト、玉押しを外す
ボルトとワッシャーをシャフトから外します、無くならないようにトレイへ。
ワッシャーの下にスチールボールを固定している玉押しもあり、同じく半時計回りでシャフトから外します 。 (※写真を撮りわせれてしまいました。)
玉押しの下はスチールボールが12個詰まってます。
グリスと一緒に無くさないように取り出します。
シャフトを抜く
ペダルキャップ側のスチールボールを全て取り除いたら、シャフトを外します。
シャフト側にも同じく12個のスチールボールが詰まっているので、同じく無くさないよう取り除きます。
(右ペダルのシャフトを外す時、スチールボール部に汚れと異物が入っていました。)
グリスがだいぶ多めに付着しているので、ペーパーなどで拭きとっておきます。
これでパーツバラした状態、いよいよクリーニングに入ります。
パーツクリーナーで拭き取る
全パーツ古いグリスを取り除いてからパーツクリーナーできれいにしてきます。
玉留め、スチールボール、ワッシャー、ボルトの細い部品はクリーニング中になくしてしまう危険もあるので、使っていない茶漉しを使いクリーナーに浸します。
古いグリスもきれいに取れ、ピカピカになったら先のバラす作業の逆手順で組み立てていきます。
新しいグリスは昔バイクで使っていたDAYTONAの万能グリスを使いました。
デイトナ(DAYTONA) 万能グリス 80g | |
色々に使える汎用グリス。ステアリングヘッド、スイングアームピボット、ホイール等のベアリング部に最適。回転部、軸受けの他、潤滑を必要とする箇所に使用する一般的なグリス。 |
S = sinistra(左)
D = destra (右)
とりあえずはカタカタとなっていた音はなくなって、突き当る感触も改善されました。
やっぱ昔の部品などは状態が良くても経年劣化が気になる。
の走行
Time | 2:39,56 |
Distance | 33.35km |
Average | 12.5km/h |
Maximum Speed | 34.9km/h |