【レンズ】Canon EF135mm F2L USM 明るい単焦点中望遠Lレンズ
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Canon EF135mm F2L USM
キャノンの中望遠単焦点Lレンズ「Canon EF135mm F2L USM」を紹介します。
発売から23年以上経って今尚販売されています。
中古の数も多く、値段も手の出しやすい価格帯です。
手ブレ補正はないですが、特徴は何と言ってもその表現力にあると思います。
四半世紀に近いぐらい前のスペックではありますが、EOS 5D Mark-IVでも素早くAFが効いてくれてます。
重さも750gと取り回しが効くし、F2の明るさも嬉しいところ。
仕様
画角(水平・垂直・対角線) | 15°・10°・18° |
レンズ構成 | 8群10枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚 |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 0.9m |
最大撮影倍率 | 0.19倍 |
フィルター径 | 72mm |
最大径×長さ | φ82.5mm×112mm |
質量 | 約750g |
発売日 | 1996年 4月 |
MTF曲線
レンズ構成
updateする必要がないほどの完成度を持ったレンズなのか、需要がない領域のレンズのために開発が後回しになって後継機が出ないのかはわかりませんが、その表現力の評判はどれも高いです。
SIGMA Art 135mm F1.8 DG HSMとも迷いましたが、純正、480g軽い、値段も3.5万円以上安く手に入れられることもあって、このレンズに決めました。
近所で試し撮り
(※普段はあまり取らない昆虫の写真が映りますので、苦手な方は閲覧をお控えください。)
残暑はまだ厳しい中でしたが、天気の良い午前に近所の公園で試し撮りしてきました。
ポートレート写真が向いているレンズではありますが、今回は載っておりませんmm
以下全てRAW現像(レベル補正ぐらい)、写真によってトリミングあり、WBはAUTO、全てAFの三脚はなしです。
昆虫にも寄れる
昆虫は苦手な方ではあるのですが、中望遠で捉えた時の距離感が面白かったのでいくつか。
被写体に寄ってからのボケ味はたまらないですね。
向日葵
フウセンカズラとクマンバチ
ハイビスカス
ストレリチア
ラベンダーとクマンバチ
シオカラトンボ(メス)
使ってみて
使い慣れてない単焦点レンズ1本だけ持ち歩くと、撮る時に制限がかかり、逆にカメラ以外で自分でやれることを頭の中で考えたりして撮りたいものが整理されるような、心地よい気持ちになりました。
季節のせいか、カラフルな被写体ばかりに会えて楽しかったです。
ポートレートは好きなので、このレンズを使ってどんどん撮影してみたいと思います。