Mac OS X 10.11 El Capitan SDカードをインストールディスクにしてクリーンインストール
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9/30に正式にリリースされたOS X 10.11 El Capitan、去年のYosemiteと同じく、今年のアップグレードもクリーンインストールすることにしました。
年々OSのインストールデータの容量が増えていきますが、今年は6.08GB、インストールディスクにするメディアは8GB以上あれば間に合います。
メディアはフォーマットし直すことになるのと、スロットがあるMacbook ProだったのでSDカードを使いますが、USBメモリでもいけます。
まずはApp Storeでインストールデータをダウンロードします。
6.08GBあるので落としている間にインストールディスクに使うメディアを、ディスクユーティリティを使って初期化します。
内容を消去してMac OS 拡張(ジャーナリング)でフォーマット、GUID パーティションテーブルを作成。
今回は名前をMyVolumeにします。
※対象のメディアの内容は消去されます。
App Storeのダウンロードが完了するとアプリケーションフォルダに「OS X El Capitan インストール.app」が落とされています。
この「OS X El Capitan インストール.app」をSDカードに、インストールディスクとして作成していきます。DiskMaker Xというアプリもあるみたいですが、今回もターミナルで作業します。
※(ディスクユーティリティもターミナルもアプリケーションフォルダのユーティリティ内にあります。)
ターミナルに指示を出すコマンドは以下の1行、用意している外部メディア「MyVolume」を対象にしていますので、名前が違う場合は「MyVolume」の部分を変更。
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app --nointeraction
return するとパスワードを求められるので、このMacアカウントのパスワードを入力。すると、
Erasing Disk: 0%… 10%… 20%… 30%… 100%… Copying installer file to disk…
と出てしばらく待つことになります。
自分のMacbook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013) の場合は13分ぐらいでした。
しばらく待つとコンプリートしたと出てきます。
あとは、システム環境設定アプリの起動ディスクからSDカードの「Install OS X El Capitan」を選択して再起動させるか、Macのシステムを終了して Option を押しながら起動すます。
画面は後者を選んだ場合です。
Install OS X El Capitanを選び、次の画面に進みます。
インストールの前に、インストールさせるディスクの内容を消去させておきます。
(※ここで全てのデータは初期化されます、自己責任で。)
ディスクユーティリティを終了して前の画面に戻るのでOS X をインストールを選択。
OSをインストールさせるディスクを選んでインストール。
あとはMacに任せるだけです。全部で40分以上かかりました。
ネットーワークからは混雑状況などもあるので、一度メディアに落としてからインストールする方が何かと安心できます。
クリーニンストールからのあれこれシステム設定やらツールのインストールは、毎年の恒例作業として用意していてもやっぱり結構な時間を持っていかれます。
それでも一新させて新しいOSを入れるのは気持ちの良い心持ちです。
新機能やらツールの不具合があったりしますし、来年はOS Xのメジャーアップデートがあっても、マシンもそろそろ古くなってきてるのでインストールするは未定です。