macOS Catalina SDカードをインストーラにしてビンテージ製品のMacBook Proにクリーンインストール
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MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)
5年前にEl Capitanへupgradeし2年前頃からバッテリー膨張が始まってトラックパッドが使い物にならない状態になっていたMacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)、かれこれ入手から7年経つ我がG4時代から数えると4代目の我がmac。
それも去年暮れにMacBook Pro (16-inch, 2019)を入手してからはほとんど眠った状態。。
因みに15 インチ MacBook Pro バッテリー自主回収プログラムは非対称 😂
今までで最長メインで使ってこれたmac、手放す選択はなくこのまま修理せずEl Capitanのままクラムシェルモードで使うのも考えるが、、このまま起動する機会がほとんどないだろう。。
持ち運びにはちょっと大きめだけど、まだまだ使えるspecなだけにこの愛着のあるmacの行くすえをどうするか迷う。。
macOS Big Sur発表
今年の6月のWWDCで発表された時期macOS 時期メジャーリリース、、そしてついにMac OS X から11.0となる。
始まりはos 9だったが、自分にとってのmacは20年近くMac OS Xだった、、メジャーバージョンがついに変わる、、感慨深い。。
そしてMacはPowerPCからIntel製プロセッサに変わって、、そして今またIntelからAppleシリコンへとまた自社設計のプロセッサに戻ろうとしている。
今までも大きな移行が起こると購入タイミングなどに迷わされてきたが、、macOS Big Surの対象機種をみると、、
MacBook Pro Late 2013がギリで対象に。
メインのMacBook Pro 16-inchは仕事や写真編集作業なども兼ねているので当分はBig Surは見送ることになるだろう、、よってMacBook Pro Late 2013をBig Sur化させようと決める。
20年ぶりのメジャーアップグレード macOS Big Surをビンテージ製品MacBook Proにインストールする
Apple Store 丸の内へ
まずは膨張してディスプレイをちゃんと閉じることもできないこの太ったmacを直してあげることに。
MacBook Pro Late 2013はギリギリ ビンテージ製品 扱い(2020/09/26現在)
オブソリート製品 に入ってしまうと正規修理も受けられなくなります。
ビンテージ製品とは、販売中止から 5 年以上 7 年未満の製品です。Mac、iPhone、iPad、iPod、Apple TV のビンテージ製品については、Apple Store 直営店を含む Apple のサービスプロバイダからハードウェアの修理サービスを引き続き受けることができますが、在庫状況や、法律の定めるところによります。
オブソリート製品とは、販売中止から 7 年以上が経過した製品です。Monster ブランドの Beats 製品は、ご購入時期にかかわらず、オブソリート製品の扱いになります。Apple では、例外なく、オブソリート製品に対するハードウェアサービスを終了しています。サービスプロバイダでも、オブソリート製品の部品は発注いただけません。
Genius Barで依頼したかったので、一番近くのApple Storeに。
依頼から1週間程で受け取れるよmailが届く、、修理費は事前に調べた通り¥19,800(税別)。
(キーボードも新しくなるのも込なのは調べた通りだったが、内部スピーカーの不具合はサービスで直してくれた)
綺麗にクリーニングされたMacBook Pro Late 2013、修理前に思い出バックアップなども万全で、かつデータも無事に戻ってきたわけなのだが、一旦ver.10系の最終形となるCatalinaでも入れて中身も綺麗にしてあげようと思いつく。
macOS Catalinaインストーラを作成
5年前のようにSDカードをインストーラにしてクリーンインストールを試みる。
流れ
- macOS Catalinaインストール.app をダウンロード -> 起動せず終了
- SDカードを初期化、コピーしてOSインストーラにする
- MacBook Proの SSDを初期化、Catalinaをインストール
くれぐれも自己責任で参考にしてください。
macOS Catalinaインストール.appダウンロード
Mac App Storeから macOS Catalinaインストール.appをダウンロード(8.26GBほど)
ダウンロードが完了すると自動でアプリが立ち上がりますが、メニューから終了。
ダウンロードが完了すると アプリケーション
📁に入っています。
SDカードを用意、ディスクユーティリティでフォーマット
MacBook Pro Late 2013には自前のSDカードスロットがあるので、ここから読み書きします。
容量は16GBあれば十分で、それなりに速いやつを。
USBメモリをインストーラにすることもできますが、今回もSDカードのやり方です。
ディスクユーティリティを起動
名前を MyVolume
、フォーマットは Mac OS拡張(ジャーナリング)
でスロットに入っているSDカードを消去。
フォーマット完了で↓のようになればOK(1分もかからないはず)
ディスクユーティリティは一旦終了。
SDカードはそのままスロットに挿したままで、これから書き込み処理が始まるのでmacに認識させた状態に。
次はターミナルを起動します。
ターミナルでSDカードにmacOS Catalinaインストール.appをコピーしインストールメディアにする
コマンド打つのに抵抗ある方もいるかと思いますが、基本コピペして待ってあげるだけです。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Catalina.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume
コピペして打つとパスワードを聞かれるので、管理者パスワード(macにログインするときのパスワード)を打つ。
コマンドには表示されないですが、正確に入力して return
します。
始まる用意ができて、このまま続けて良いかと聞いてくるので、 y
を入力して再度return
、、処理が始まります。
反応がなく不安になるかもですが、進行状況が%で表示されるので待つだけです、、状況によりますが10分以上かかりますがひたすら待ちます。
完了すると↑のように “Install media now available at “/Volumes/Install macOS Catalina”
と出るので、これでメディア作成は完了です。
アイコンも↓ようになっているはずです。
macOS復元システム(リカバリーモード)から起動、クリーンインストール
インストールメディアが出来上がったら一旦インストールするmacのシステムを終了します。
ここでデータとも最後になるので、今一度バックアップなど忘れてないか確認を。
システムを終了のダイアログの 再ログイン時にウィンドウを再度開く
のチェックを外して終了します。
SDカードはスロットに挿したままで、キーボードの ⌘ command
と R
を押しながら起動します。
アカウントログインし、下のような画面になっていればリカバリーモードです。
ここでもディスクユーティリティを起動します。
クリーンインストールなのでSSDを初期化、消去します。
(ここで写真を撮り忘れてしまいましたが、上記ディスクユーティリティとほぼ変わりません。)
対象のボリュームを選び(Macintosh HD)消去のアイコンを押下。
消去しますか?のダイアログが出現するので、名前をMacintosh HD、フォーマットをAPFS (デフォルトでこうなっている)選択。
消去完了のあと、Macintosh HDは使用済容量はほとんどない状態になっています。
ディスクユーティリティをとじで、先の画面に戻ります。
先のSDカードを使って、Macintosh HDにCatalinaをインストールする。
あとはガイダンスに従って進めていきます。
以上がCatalinaクリーンインストールでした。
Big Surも楽しみではありますが、昔だったらラップトップは3年保てば良い方の認識でしたが、、無理しているワケでな7年も保ってくれているとはありがたい限りです。
流石に動画編集や現像処理をやるには非力なマシンですが、サブ機として動いてくれれば出先でもまだまだ活躍してくれそうなmacです。
バッテリーを長持ちさせるにはこちらが参考になります。