GR IIIにピッタリそうだったワイヤレスクリップオンストロボ、LightPix Labs FlashQ Q20IIを使ってみる
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使い始めて3年が経った今でも、出かけ先でカメラを使うような時はとりあえずポケットに忍ばせているGRIII。
そういえば内蔵ストロボはこのモデルから省略されていたことを最近になって気になってきた。
GRIIを使っていた時も内蔵ストロボを多用していた訳ではないが、一眼の方でスピードライトをここ数年でよく使うようになってきたのでGRにも欲しくなってきた。。
GR用のアクセサリーから物色していると、PENTAX AF201FGが適当だろうと思ってたけど、サードパーティ製でFlashQ Q20IIという小型の無線フラッシュが発売されていることを知る。 https://www.grblog.jp/article/17248/
LightPix Labsという香港のメーカーらしいが、RICOHのGRストアでも純正品に混じって扱われているのでなんだか安心、、価格帯とサイズ感、そして最大ガイドナンバーも同じぐらいなのでPENTAXはやめてFlashQ Q20IIを選んでみた。
ちなみに各RICOHのGRストアからだとFlashQ Q20II Matte Blackというバージョンが扱われており、
【RICOH GRストアモデル】
RICOH GRストア - ライトピックスラボ FlashQ Q20II Matte Black
GRのデザインにフィットした特別なマットブラックカラーとダークグレーの印刷色を採用。
ということなので、Pa○Pa○モールのRICOH GRストアでポチり、わくわく🤗
FlashQ Q20II Matte Blackが届いたよ
FlashQ本体とトランスミッター(写真では一体になっているが着脱可能)、カラージェルフィルターパック6色、USB 充電ケーブル、保護ポーチ、取説にメーカー保証1年という内容。
初めに言ってしまうと、ここが唯一で最大の残念ポイントだけどmicro USBでチャージとなる、、、ここはType-Cにして欲しかった。。 USBケーブルはType-Aから二股でmicro USBにチャージする、本体とトランスミッターを同時にチャージできるケーブルになっている。
本体側は単3形電池2本で駆動、ニッケル水素電池を使っていればUSBでチャージできるようになっている(くれぐれもアルカリ電池を入れてチャージはしないこと)
当たり前だけどちゃんと技適マークついてるのでこの辺も安心。
重さと装着時のバランス
GRが小さすぎるのでこの辺はあまり気にはしてないが、小型を売りにしているのでデカすぎ重すぎってこともないが一応重量とか測ってみる。
GR単体だと、、
256g、SDカードとバッテリー込み(ストラップは避けています)、大体スペック通り。
で、ホットシューにそのまま乗っけたとすると、、
163g、電池込み。
LEDとガイドナンバー20もあるのでここまでコンパクトであれば文句なし、GRが小さすぎる。
そしてFlashQ Q20はワイヤレスで使えるため、このようにホットシューにのせて焚くよりも、、
トランスミッターを本体から切り離し、右手でGR、左手でFlashQを持って撮影する、、みたいなスタイルがスナップ多めの自分の場合は多いだろう。(手が塞がってなければ)
90度上に(4段階)傾けることができるのと三脚もつくので、バウンスさせる時とかも便利です。
FlashQの背面はこんな感じ。 モードの切り替え、光量調節、ペアリングなどできる、、光量調節はトランスミッター側で制御可能。
RAW現像はしてますが、多少の露出調整だけです。
その他FlashQ特徴
- TTL自動調光機能などは持たず、マニュアル発行
- トランスミッターから10mまでのワイヤレス発光
- 最大ガイドナンバー20、7段階の発行量調整
- LEDライト内蔵、モデリングライトとしても使えるためマクロ撮影などでピント合わせの補助にも使用可能
- 最大8台まで同期して使用が可能
- 焦点距離32m(35mm 版換算レンズの画角範囲をカバー(GRのホットシューの位置からだと周辺光が落ちる場合がある)
- スレーブ機能も搭載、多灯発光可能
あとGRからはで発行チャージの完了がわからないので、この辺りはフル発光を連発している場合などは注意したほうがよさそう。
野外作例
今回は室内ではなく野外での撮影、日中、曇り空の気候です。
全てホワイトバランスAuto、Full発光です。
日中シンクロのようなアプローチが多いですが、右手に手ぶれ補正を効かせたGR、左手でFlashQを持って好みの位置を調整しながら撮ってます。
普段ガイドナンバー43ぐらいのスピードライトを常用していたので、最初このガイドナンバー20の光量だと被写体から少しでも離れると分散され届かなくなってしまうのでいつもと違う感覚でしたが、自分の手で自由に動かせるのはやはり便利ですぐにコツは掴めた気がします。
分散させようとするとやはり光量は落ちるので、露出をかなり落としスポットタイト的に的を絞って使うこともできると思います。
GRの操作性の良さ、一眼ライクにパラメータにアサインできるのは改めて扱いやすいカメラだなと思います。
フォーカスもスクリーンタッチでカバーできますし。
GR IIIxの40mmの評判が良いのも頷けます、、というか欲しくなってきてる。。
トライアンドエラーの連続ですが、この気軽にできるストロボ撮影は楽しいですね、、何より勉強になります。
そしてGRの描画の良さ改めて実感、、今まで雑に撮っても広角でなんとか良い感じにしてくれるカメラと思いながら使ってましたが、光の使い方でもっといろんな写真が撮れることを気づかせてくれます。。
今回は時間がなく曇りの中の植物で以上となってしまいますが、とても使えそうな感触です。
ハイコントラストのモノクロ試すの忘れてた。。
感想
使えますね、何より全てコンパクトで収まっているのが正義です。
もっと試してみたいシチュエーションが思い浮かんできます。
FlashQのバッテリーの持ちは問題ない感じでした。
GRの方がfullの純正バッテリー2本使い切ってしまいましたが、FlashQの方はまだいける感じです。
GRのカスタマイズを考えるのが楽しい、、GRネタが続くかと思います、ではまた次回。