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EOS R5のファーストインプレッション、EOS Rと比べる

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EOS R5

発売から2ヶ月以上遅れてEOS R5をようやくゲット

待ちわびていたEOS R5がやっと届いた。

10年以上の5Dユーザーとしては出遅れてしまったが、現在のところ最高の機種をやっと自分のカメラとして使い始めることができる、、このためにRFマウントシステムの移行も済ませて(レンズは出揃っているわけではないが)きた。
R5も出るし、Canon EFマウントからRFマウントへ移行

熱問題なども上がっていたけど、スチールを主に扱うので今のところ気にはしていない。

自分のカメラの使い方だとEOS Rでもスペック的には今のところ十分で、R5はオーバースペック気味ではあるけどもRFレンズと合わせた解像度などこれから試したいと思う。

ソフトウェアのオペレーションはEOS系は違和感なく操作できるので、今回はEOS Rとの外見やフィット感などフィジカル面を比べてみたいと思います。

EOS 5系の系譜

R5とR 正面

サイズの違い

Rと比べてR5はスペック上、横+2.6mm, 高さ-0.8mm, 奥行き+3.6mmとなっていて、数値だけでなくこの横幅と奥行の違いでRより一回り大きなボディの印象を感じる、そしてより5Dに近づけているのかマグネシウム合金の加工も丸みのあるデザインに戻っている。


R5とR シャッターボタン

シャッターボタン

いつものボタンに戻ってきた。
Rのボタンがそこまで違和感があったわけではないが、いつものやつで安心。


R5とR 右から

グリップ感の良さは健在

このsizeの差分でグリップ感でよりホールド感が増している(5Dボディに近づいている)感覚がある。

Spider Light Holsterなんかを使って腰からぶら下げて歩く時も+70gの重量と大きさはそこまで気にはならない印象(RFレンズが結局重たくなってしまう)。


R5とR 背面

マルチファンクションバー -> マルチコントローラー

背景、R5では採用されなかったマルチファンクションバー、Rではズームの+/-に使ったりとマニュアルレンズを使う上で結構重宝していたが親指が意図せず触れてしまって誤作動することが常だった。
代わりに復活したマルチコントローラーではレスポンスの良いAFフレーム選択ができるが、、これももはや液晶画面を親指タッチの方が俊敏にできそう、、何か他のボタンカスタムに使えないか模索中。

戻ってきたSETボタンのサブ電子ダイヤル

復活してくれて素直に嬉しかった、これで3つの電子ダイヤルを扱えるようになりファインダーから目を離さずに 絞り シャッタースピード ISO感度 が5Dと同じように操作できるようになった。

液晶モニターの引っ掛けポジション

液晶から見て上部右側にあった指を引っ掛けるところが、右下に移動、このおかげでモニターの向き変えもしやりやすくなっている、、細かいど嬉しいポイント。


R5とR 電子ダイヤル

🔍 や *️⃣ ボタンたちの移動

これもRでは親指の付け根付近で誤って押下してしまうことが多かった、、この意見はレビューなどで見かけないので自分だけかもしれないが戻ってくれて嬉しい。

MODOボタンの電子ダイヤル

微妙に手前に出てきて接点が広めになっている、、そして厚みは薄くなっている、これは微妙な変化。


R5とR 電源スイッチ

電源スイッチ

R5は突起物がついて指に引っかかりやすくなっている、、しかし電源のON/OFFだけの機構でなく何か加えて有効活用できないものなのかとRから思っていたけど、そこは改善はされず。。

R5から音声メモが使えるように

R5から RATE ボタンの長押しで静止画像に対して音声メモを記録できるようになった。

これは便利そう、、例えばExifデータが残らないオールドレンズに対して撮影情報を音声で残す、、みたいなことに使えそう。。


R5とR 左

外部インターフェイス

個人的に使用頻度は少ないので問題はないが、HDMI端子と有線リモコン端子2点に変更が入っている。

因みにBluetooth接続のBR-E1はどちらも対応している(動作確認済み)

比べてみてわかる今のRの価値

2020年10月現在、フルサイズ3000万画素ミラーレスが15万もあれば手に入ることを考えると最高にコスパが良いのではないかと思う。

R6も素晴らしいボディだけど30万を超える価格設定。
Rは2年前の型落ちとはいえ、ボディの手ぶれ補正とシャッタースピードが十分足りているのであればこの値段でRシステムが扱えるのはすごい。

この先RはRで独自の進化をしていくのか、それともここまででRシステムの導入機種みたいな形で終わってしまうのかわからないけど、たとえ受け入れられなかったところはあるとしても、メーカーの底力みたいな物を感じさせてくれるやっぱすごい感、、ユーザーの声を取り入れるだけでない冒険心のような物を見せてくれた機種がRだったと思っています。

R5は高い買い物でしたが、、この先4年以上は使わせてもらいます、文句なしで良い機種です。