5ポート全て10Gbps対応、スイッチングハブ TP-Link TL-SX105を導入 - Synology DS1621+ [NAS006]
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NASシリーズ6回目、、取り寄せになっていた10Gbps対応のスイッチングハブTP-Link TL-SX105が届いた。
今年の2月の終わりだったので、3ヶ月ほど使い続けた感想となります(ある程度期間使ってからのレビューが良いかと思いました)。
これでNAS導入のネタとしては最後になります。
TP-Link TL-SX105
選んだ理由としては5ポートもあれば十分であるのと小型でないと配置できなかったためで、TL-SX105以外の候補もありませんでした。
発売日は2021/3/3なのでちょうど1年経過のモデル、、半導体不足の影響か2ヶ月ほど入荷待ちの状態が続いてました。
結論として買って正解でした。
届いたTL-SX105のver.は2.0となってます (2022年2月出荷分からver.2.0に変更されているよう)
主な特徴は以下の通り。
- 5つの10ギガビットポート、最大100Gbpsのスイッチング容量を提供
- 小型設計
- ファンレスで静音設計
- 頑丈な金属製筐体および高い放熱設計
静かなのは良いがこれこそ常に動作し続ける機材なので、熱の面でちと心配がありました。
3ヶ月使い続けた感想としてはある程度熱は持ちますが、それ以外では特に問題なしです。
放熱しやすいようにレイアウトも考える必要があるかもです。
配線図
手書きの汚い配線図ではあるが、頭を整理。
onuは1Gbpsの契約、他1GbのEthernetを持った機材たちはAterm WX6000HPに繋ぐ。
Aterm WX6000HPを1ポート10Gbpsに設定できるので、TL-SX105に繋ぐ。
これでNASに接続できるものは10Gbps Ethernetで接続ができる。
Wi-Fi6対応デバイスも10Gbps Ethernetの恩恵が受けられる。
こんな感じの接続と配置で今のところ音や熱問題なし (※追記 夏の猛暑も乗り切った 2022/8/30 現在)
電気代は若干上がって来ている印象。
NAS側でIPアドレスの競合などで途中で切断される場面はあったが、そこは調べてちゃんと設定してあげれば大丈夫だった。
速度計測
あとは速度が落ちないことを祈るだけ。
Blackmagic Disk Speed TestのUIが多少変わってしまってるが、、
書き: 970.3 * 8 = 7762.4Mbps (7.7Gbps)
読み: 1107.1 * 8 = 8856.8Mbps (8.85Gbps)
前回から大差なし、書き込みが落ちてそうだが、計測を続けているとどんどん改善されていく結果。
スイッチングハブの影響は特になしということで、、この先NASのセッティングなんかで実はもっと速度を上げることができるかもしれないが、この結果にも十分満足だった。
ポータルのSSDとかどれぐらいの速さだったっけ、ちょっと比較してみる。
いつも出先でデータ持ち歩く時に使うSanDiskのSSDを計測。
SanDisk Extreme Pro E81
アルミフレームで防滴防塵、2TBの容量でUSB 3.2 Gen 2×2を使って最大2000MB/秒を謳っている、結構お馴染みのやつです。
M1 Max MacBook Pro に繋げて測ります。
うちのNASとおんなじねぇ〜、なかよしねぇ。
RAID組んだHDDが Gen 2×2とはいえSSDに勝っちまった。
終わりに
それなりに散財をして、専門知識を持っているわけでもなく難なく10GbpsのNASを構築することができた。
RAIDを組んで何かアクシデントにあったことがないので、信頼しきって良いのか、というかこれ以上バックアップデータの扱いを手厚くすることは考えてないけど、わからないことが多いのも正直なところ。
動画データでどんどん圧迫して来ているので増設というのも後々あるかもしれない、、心配し過ぎないでこれからはクリエイティブなことに心を傾けて集中していこう、、NAS構築も楽しかったけど😁
TL-SX105は今のところ不具合ないので、小規模で10Gb Ethernetネットワークを構築するのであればお勧めします。